私にとって仕事とは?

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みなさん、こんにちは。
と言いながら、
誰に向けてこのブログを書いているのかわからなくなっている鈴木です。

先日、ある雑誌社から取材の申し込みがありました。
地域をリードして日本の未来を創る経営者にフォーカスして、
仕事についての思いや情熱を語って欲しい。
のだそうです。

電話をかけてきた担当者はこのブログを読んでいないのでしょう。

私は地域をリードする気もないし、日本の未来を創っているつもりもありません。
(子供は創りましたが)
また仕事についての思いや情熱も特に持ち合わせてはいません。
(この仕事においてやるべきことは明確であり、それをたんたんとこなすだけです)

なんということでしょう。。。

嘘を語ることは容易ですが、公にそれを語るのは私の美意識が許しません。

よって、すぐにお断りしました。

過去に、地元の新聞社や全国紙から取材を受けたことが何度かあります。
ある全国紙から、就職活動中の学生に向けて「仕事とは」というテーマで語る。
という依頼を受けたことがありました。

何を語ったのかはほとんど覚えていません。
所詮昔の、若かりし頃の私が語ったことです。

この取材を受けた目的は二つあります。
ひとつは親が喜ぶと思ったから。
もうひとつは、うちに働きに来てくれる人が増えるかな?と思ったからです。

しかし効果はほぼありませんでした。
若い人は新聞なんて読まないですもんね。

ひとつだけその記事の内容で覚えている箇所があります。
それは、ある男性利用者さんが、朝起きて洗面所に行き、
そこの窓から見えている山に向かって手を合わせて拝んだ。
彼のその感性は素敵だと思った。
というくだりです。

もうひとつ思い出しました。
その利用者さんは杖で周りの利用者さんや職員をたたいたり、強い暴言がありました。
私も最初は嫌われていて、好かれるようになるまで毎日マンツーマンで接した。
というくだりです。

もし、私にとって仕事とは?なんてテーマで語っていたとしたら赤面ものですよね。
あくまでも「私」にとっての仕事ですから、
記者に何か言えと言われて適当なことを言っている可能性も無きにしもあらずですが、
新聞でそれを語るということはまずないだろうと思います。

気になってきたので担当にその記事を探してもらうことにしました。

みつかったら、恥を忍んで公開しますね。

追伸
見つかりました。
5年前の記事でした。

読売新聞掲載記事


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